014




Fluorite Octahedron
(蛍石 八面体)

b0318351_21513514.jpg

大きさ 一辺4.1cm
CaF2
Cave-in Rock area,
IL-KY Fluorspar Dist.,
Hardin Co.,Illinois,USA


b0318351_21514175.jpg
クラックが入っています。
蛍石の劈開が良くわかる感じで。


ラベルには
【Tom Wiesner collection】
と書かれています。
検索してみると
「ツーソンでは‘蛍の男’と呼ばれ」ている
有名な人なんですね。
コレクターというより
劈開職人さん?研磨師さん?

b0318351_21514479.jpg

b0318351_21514602.jpg

一部フラットな面があります。

頂点の欠けた部分をならしたか
置物として自立させるように
八面体に割るときに作ったのだと思っていました。
全体が八面体ではなく
ちょっと残念だな、と思っていたのですが・・・

b0318351_21520477.jpg

これ、結晶面なんですね!
言われてみれば
たしかにそんな表面です。
入手してから2年後ぐらいにそのことを知りました。

フラットな部分は、うっすら紫です。
一部、一面にも紫がかっています。

b0318351_21522603.jpg

さらに今回、
「Tom Wiesner collection」の検索から調べてみると

年代は1970~80年代。

フラットスポットを残すのは、
削る量は最小にして
重量1ポンド当たり支払われる金額・・・
重量を保持すればそれだけ高く売れるから?
そんなことのようです。

たしかにフラットをなくすように割ると
結晶はどんどん小さくなってしまいます。


・・・とここまで書いてきて
ああー!Tom Wiesnerさん!
彼が研磨した蛍石をもう一個もっていることに
気がつきました。


収納している箱
b0318351_21522888.jpg

購入日 02/10/11
IMAGE展
McNeil Minerals

☆色見本帳☆
skyblue



[PR]
# by coquelicot_bleue | 2014-03-12 22:07 | 蛍石 八面体 | Comments(0)

013




Spessartine
(礬柘榴石)

b0318351_09554012.jpg

大きさ 2.0×3.3×2.0
化学式 Mn3Al2(SiO4)3
on Matrix
China
b0318351_09560140.jpg
一粒一粒、特有の結晶形です。

b0318351_09563667.jpg


ガーネット
というのは総称です。
「等軸晶系という結晶構造で、
化学組成のある部分が同じ多くの宝石をまとめて
ガーネット族と称しているのです。」
とのことでした。

一般式はA3B2(SiO4)3と表され、
A、Bそれぞれに
様々な化学成分が組み合い、あらわされる石です。

和名には含まれる化学成分名がでていて
「満礬柘榴石」の場合、
「満(まん) 」はマンガン
「礬(ばん)」はアルミニウム
つまり
マンガン+アルミニウムのガーネット、の意味。

他に
灰(かい)はカルシウム
鉄(てつ)は鉄
苦(く)はマグネシウムなど、
礬、灰礬、灰鉄、灰クロム、苦などの柘榴石があります。

鉱物学的には14種類も細別される巨大グループです。

さらに
基本の化学式に、何らかの不純物を含むため
様々な色相を呈します。


<ミネラルショーなどで見る主なガーネット>

★良く見る赤い柘榴石(いわゆるガーネット色)は
礬柘榴石(almandine/アルマンディン) 暗赤色
苦礬柘榴石(Pyrope/パイロープ) 淡い深紅

★灰鉄柘榴石(Andradite/アンドラダイト) 黄色から茶色までの色
うち、緑のものは「デマントイド(翠柘榴石)」で
鉄による緑色の起源ではなく、クロム含有だそうです。

★灰礬柘榴石(Grossular/グロッシュラー)  無色、ピンク、黄色、褐色
うち、緑のものは「ツァボライト」で
バナジュウムとクロム含有だそうです。
いつかは欲しいフロッグエッグ (`・ω・´)キリッ
また、オレンジのものは「ヘソナイト」で
マンガンを含みます。

★ロードライト(Rhodolite) 濃いピンク
ロードライトとは、「バラの花のような」という意味
パイロープとアルマンダイトの中間的な化学組成と特徴をもつそうです。
・・・「中間的な」ってなに?という感じですが
先に進みます。

満礬柘榴石(Spessartine/スペッサルティン) オレンジ色
うち、ハッキリとした濃いオレンジ・ジュースのような色は
「マンダリン・ガーネット」と呼ばれるようです。

その他にも、
灰クロム柘榴石(uvarovite/ウバロバイト) など・・・
きりがありません。


----ここまで整理しながら思ったことは

・様々な色彩は何らかの不純物によるもの

・構成成分的な石分けであり、色分けではない。

・理解すれば、名前で成分がすぐわかり、きっと楽しいかも。

・英名で覚えるより和名で覚えた方が面白そう。
売ってるのはほとんど英名だけど。

ちなみに、グロッシュラーの由来は
西洋スグリのGrossularia。
スペッサルティンは
ドイツの産地、"Spessart"の地名 ですって。
和名と全然違いますね。

見た目、聞いたまま、の鉱物名より
石の組成をそのまま当てた日本人。
律儀というかなんというか・・・
漢字の持つ意味を重視する
日本人らしいと思います。

赤黒い一粒の鉄礬柘榴石 ナミビア・エロンゴ産
デマントイド マダカスカル産
ピンクグロッシュラー欠片 不明
レインボーガーネット 奈良県
を他に持ってます。

ガーネットについて日頃疑問に思っていたので
調べてみてスッキリしました。
ガーネット族全種類をそろえよう
という方もいるようです。奥が深いです。




収納している箱
子供の頃に親に買ってもらった
子供用宝石箱・上段
b0318351_11011628.jpg

購入日 26/09/11
鉱物Bar@蔵前(東京サイエンス)


☆色見本帳☆
orange×white×blanchedalmond




[PR]
# by coquelicot_bleue | 2014-03-11 11:30 | その他鉱物 アジア | Comments(0)

012




Rutile-Quartz
(金紅石入り水晶)

b0318351_09145853.jpg

大きさ 1.0×1.3×3.1
化学式 TiO2/SiO2
Brazil

ルチル(金紅石)が含まれる水晶です。
ポピュラーな鉱物で
昔から良く見られます。
お馴染みなゆえ存在を知ってからも
ずーーっと持っていなかったのですが、
楽しい所を訪れた記念に、と選びました。

水晶の透明とルチルの金色が光る
単結晶です。

b0318351_09151195.jpg
b0318351_09150180.jpg
b0318351_09150878.jpg

ルチルクォーツは知っていましたが
ルチルの結晶を知ったのは
池袋ショーの先着プレ・カレンダーで見た
ルチル・水晶・赤鉄鉱(ヘマタイト)でした。
厚みのあるスタールチルに
とても美しいバランスで、今後の憧れです。



収納している箱
標本箱 vol.1
b0318351_09151413.jpg

購入日 26/09/11
鉱物Bar@駒形(東京サイエンス)

☆色見本帳☆
clear×gold



[PR]
# by coquelicot_bleue | 2014-03-11 11:26 | その他鉱物 南米 | Comments(0)

011



Fluorite
(蛍石)

b0318351_21080880.jpg

大きさ 1.7×1.7×2.8
CaF2
Skardu, Pakistan


青い蛍石が欲しくて欲しくて
探していたときに購入した
エッグのポリッシュ

ブルーとパープルのグラデが
先日のcafeSAYAでの
「蛍石」ソーダ水のようで・・・。

b0318351_21081561.jpg
b0318351_21081974.jpg

スカルドゥはパキスタン北部の避暑地
ヒマラヤ山脈地域
世界第2位の高峰K2の入り口
画像を見ると
「西域」という言葉がぴったりな所
山々と雲と目線が同じ高さにある所です。

パキスタンの蛍石は
ピンクも見ます。
ネットで見る限り、
単結晶や母岩付きというよりも
ラフカットが多い印象を受けます。
グラデーションと透明感が美しいものも^^


b0318351_21082114.jpg

私はあまり産地は意識していなく
ミネショなどでパキスタン産を見たことないかも。
パキスタンの業者さんが扱っているみたいなので
いつかちゃんとお目にかかりたい
産地の一つです。



収納している箱
標本箱 vol.1
b0318351_21082499.jpg


購入日 26/08/11
ヤフーオークション


☆色見本帳☆
cerulean blue×菫色




[PR]
# by coquelicot_bleue | 2014-03-06 21:53 | 蛍石 アジア | Comments(0)

010



Fluorite
(蛍石)

b0318351_20062365.jpg
大きさ 2.7×4.8×2.5
CaF2
on Matrix
Saint-Peray,Ardeche
France


b0318351_20085875.jpg

横から見ると上層はクリアで
紫のゾーニングに
結晶によっては中心が黄色なのも混じっています。
調べてみるとこの産地では
このような細かい結晶の蛍石が群れている特徴のようです。

b0318351_21405903.jpg
b0318351_21410188.jpg
粒は小さいですが透明度があります。
全体のバランスと色が気に入って求めました。
縦においても横においても
なかなか絵になる上品な雰囲気です。

この産地はあまり情報もなく
その後も見かけませんが
地味なので目に付かないだけなのかも・・・。


収納している箱
スミレ柄の古いサボンペーパー
b0318351_21410662.jpg
b0318351_21410469.jpg


購入日 24/08/11
鉱物Bar(東京サイエンス) 

☆色見本帳☆
silver gray×紫紺色×topaz



[PR]
# by coquelicot_bleue | 2014-03-05 22:01 | 蛍石 欧州 | Comments(0)