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wavellite
(銀星石)

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大きさ 1.0×3.0×2.1cm
Al3(PO4)2(OH,F)3・5H2O
on matrix
Arkansas,USA

針状結晶が放射線状に集まって球体を作っており、
割れた球の断面が花火のように星のように見え
その断面の美しさを楽しむ。。。
といった、燐灰石が変化してできる二次鉱物がワーベライトです。

もこもこな姿も可愛らしいです。

母岩の上の結晶の並び方
割れた球の断面の見え方
また色味に幅があり好みの色を求めて、
…などなど彷徨う人も多いとか(?)

かく言う私は
できるだけ青よりの色味で
表面はドゥルジーっぽく
全体に小さめで断面が綺麗で、
母岩とのバランスが好みで適度なモコモコ
を探していました。

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アンティークフェア新宿へ行き
ちょい不完全燃焼のまま
ランチに行く途中で寄ったお店で、おっ!と目が合って購入。
無理にフェア会場でお金使わなくて良かったー!
探していたワーベライト、良い買い物したー!
と、一気にすっきりしました。

次の週の新宿ショーで探すつもりだったのですけどね^^

青系でもドゥルジーでもないですが
全体の小ささに、母岩と結晶のバランスと、
断面の美しさが気に入りました。
ポピュラーな鉱物でもそれぞれ違うので
これ!というこだわりに出会うのは難しいと思います。
まあそれは、どの石でも同じなのですけど。

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後ろの断面が特にキラキラなのです。

さらに、その時のアンティークフェアで
購入していた古い箱にサイズも色もぴったり♪

なぜ「銀」星石かというと
日本に紹介された明治・大正頃は
透明~白色のものが多かったから、だそうです。
今では薄黄緑~緑青色のものが圧倒的に良く見られますね。

ミネラルコレクティング’13冬で見た
黄鉄鉱に白いワーベライトが乗ったもの・・・
ボリビア産だったでしょうか?
すでに予算が無く、購入には至りませんでしたが
金属光沢に白いモコモコがやっぱり忘れられず
好みのものに再会したいのですが、なかなか。

それにしても、銀の星の石なんてロマンティックな名前です。
蛍石、藍晶石などと共に好きな和名の一つです。

収納している箱
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購入日 31/05/13
東京サイエンス

☆色見本帳☆
mediumseegreen



【2021.4.27追記】

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箱は買った当日に
不注意で…硝子の重みで壊してしまい
あわててそのへんの糊で固めて
黄ばんでしまってまた後悔。

枯れた紙の感触が好きでしたのに
色があせた緑で良かったのに

その後、ダメ元で糊を
水で浸した綿棒で落とし(こすり?)
まあまあ、上記の写真よりは
気が済みました。かな…

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by coquelicot_bleue | 2014-06-13 22:13 | その他鉱物 北米 | Comments(0)
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