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032




spinel
(尖晶石)

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大きさ 3.0×3.5×1.2
MgAl2O4
on Matrix
near Mogok,
Mandalay,Myanmar


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八面体の結晶が埋もれています。
磨いたわけでもないのに
ピカピカです。

陽に透かすと
他にも結晶が内包しているのがわかります。

スピネルは赤のほかに
ピンクや青、それらの中間色などがあります。
かつて、ルビーとスピネルは混同されており
「黒太子のルビー」は実はスピネルであることはよく知られています。

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スピネルといえば
白い母岩に深紅の結晶、という
このような取り合わせが良く見られます。
母岩は特に表記が無く
見たところ大理石のようなので、そう思っていました。
こういうタイプのスピネルの母岩を調べたら
カルサイト(方解石)とあり、
大理石ではなくてカルサイトなんだなと後で思っていました。

しかし、知らなかったのですが
大理石というのは
方解石での石材名とのことなので
結局、同一物なんですね。
私が最初見て、
大理石だと思ったのは間違いではなかったようです。

モゴックはルビーやサファイヤの産地として有名です。


収納している箱

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この手書きのラベルがまたツボで
購入の決め手でした。



購入日 01/06/12
東京国際ミネラルフェア
(店名は失念しましたが
ミネラルショーではよく見かける
外国(フランス?)のお店です。)

☆色見本帳☆
red×white



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by coquelicot_bleue | 2014-04-29 18:52 | その他鉱物 アジア | Comments(0)

031




herkimer diamonds
(ハーキマーダイヤモンド)

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大きさ 4.8×4.5×4.8
SiO2
on matrix
Herkimer,NewYork


輝きが強いことから
「ダイヤモンド」の名がついている
両錘の水晶です。

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名前に「ハーキマー」がついているのは
ニューヨーク州のハーキマー郡が産地だからですが
その後、他の国でも同タイプのものが発見されても
「ハーキマーダイヤモンド」の名前が一人歩きしており
たとえば
パキスタン産「ハーキマーダイヤモンド」と
売っている事があります。
この場合は、パキスタン産「両錘水晶」、が正しいのかな?

オイル入りの結晶は
ブラックライトに光り、とくに綺麗です。

ポピュラーで
結晶のみ又は母岩付きがミネラルショーなどでよく見られます。

いつでも入手できると思うと
優先順位的に後回しになってしまって
購入する機会がなかなか無かったのですが
これは
なんかないかな~と物色しているときに
母岩と水晶のバランスといい、
母岩と水晶のモノクロ感といい、
砂岩のような母岩がキラキラと綺麗で、
目が釘付けになったものです。

片面にもう一個。

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両面に合わせて2コあるのもお得感満載。

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ハーキマーダイヤモンドの母岩付きは
結晶が母岩から取れやすく
本当に天然(接着品ではない)なものは稀だとか。

4億5,000万年ほど前に形成された、と言われ
普通の水晶よりかなり高温(摂氏573度以上)・高圧で形成されます。

圧力でギュッと押し固められた、いかにも硬そうな母岩が
そんな環境を物語るよう。


この母岩はドロマイトが含まれた
かなり硬い砂岩のような堆積岩だそうです。


岩の中に入り込んだ熱水が高温と高圧にさらされて
コロコロと水晶になって空間に残ったのでしょうか。

ニューヨーク州と聞いただけで大都会を思い浮かべる私は田舎者ですが^^;
ハーキマー郡はニューヨーク州の真ん中で
丘陵地帯で酪農中心の
牧草地が広がる古くからの町だそうです。
ニューヨーク州・・・141,300 km²
北海道と九州をあわせたぐらいの面積・・・。
マンハッタンやブロードウェイだけじゃありませんよね。



収納している箱
標本箱 vol.2

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購入日 01/06/12
東京国際ミネラルフェア
Mcneil minerals

☆色見本帳☆
clear×slategray



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by coquelicot_bleue | 2014-04-26 23:51 | その他鉱物 北米 | Comments(0)

030






fluorite
(蛍石)


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大きさ 4.0×4.5×2.3
CaF2
La Viesca Mine,
La Collada,Asturias,Spain


イベリア半島の北部、海に面した
スペインのアストリアス地方には
鉛や亜鉛の多数の鉱山があったそうです。
La Viesca Mineは
濃淡の幅広い紫~青色の蛍石が見られます。

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赤茶っぽい部分は
いくらか鉄を含んでいるのかと思います。


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派手ではないけれど
丸いコロンとした形といい
儚い紫色といい
ちょうど購入したのが6月だったので
紫陽花みたい、と求めました。

梅雨時、紫陽花の見頃を迎えると
この石を出してきてブルーベリーの葉を添えて
見立て遊びをしています。


(追記)
2015年6月16日

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梅雨時。
やっぱり好き♪




収納している箱

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700円というお手頃お値段から
最初は蓋無しの箱に入れて抽斗に仕舞っていたのですが
あまりに儚い色合いに
ふと紫外線による退色が怖くなって
No.025と入れ物をトレードして、今では蓋付きです。


購入日 01/06/12
東京国際ミネラルフェア
ホリミネラロジー


☆色見本帳☆
mediumorchid


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by coquelicot_bleue | 2014-04-16 22:22 | 蛍石 欧州 | Comments(0)

029






fluorite
(蛍石)

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大きさ 1.9×2.0×1.1
CaF2
共生鉱物 Celestite(天青石) →No.004
White Rock Mine,Clay Center
Ohio, USA


オハイオの蛍石については
No.015をご覧ください。


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同じ産地・タイプの蛍石2個目。
既に持ってはいても
すっきりしたウィスキーのような透明感に
一目惚れ。


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同じオハイオ州でも
stoneco auglaize quarryの蛍石は
まさしくこれの紫色バージョンという感じです。
また違った趣があり、いつか欲しいです。


収納している箱
標本箱vol.1

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購入日 01/06/12
東京国際ミネラルフェア
ホリミネラロジー

☆色見本帳☆
honeybrown×pearl white




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by coquelicot_bleue | 2014-04-13 22:17 | 蛍石 北米 | Comments(0)

028



pink grossular
(桃色 灰礬柘榴石)

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大きさ 0.8×0.7×0.7cm
化学式 Ca3Al2(SiO4)3
産地 不明


No.013の礬柘榴石で書いたように
「灰」カルシウム+「
」アルミニウム
のガーネット。

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「ご自由に」だったものを頂きました。
元の標本から欠けたものだそうです。
小さいながらも
ガーネットの特徴の菱形結晶面が見えます。

小さいのでどう保存しようか・・・
標本菅に入れ
ラベルをつけたら
ちゃんと標本らしくなり、驚きました。



収納している瓶
硝子標本管
直径1.6cm高さ3.7cm



購入日 25/03/12
ミネラルザワールド横浜
Cloud Mineral

☆色見本帳☆
pink




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by coquelicot_bleue | 2014-04-13 20:31 | その他鉱物 unknown | Comments(0)

027




heliodor
(ヘリオドール)

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大きさ 0.6×0.8×1.4
化学式 Be3Al2Si6O18
Zalatoya Vada Mine
Pamir,Tojikiston



ベリルの仲間が続きます。

いくつか並んでいたヘリオドールから
黄色よりはやや青味を帯びた
爽やかなこの黄緑色を選びました。

ヘリオドールは黄色~黄緑色のベリルで、
3価鉄イオンの発色によるものです。
お店によっては色味の印象によって
ゴールデンベリルやイエローベリルなどと
使い分けているところも^^;

実際ヘリオドールの定義はあいまいで
色によって呼び名を区別したり
発色は、鉄によるもの、酸化ウランによるものといった説があり
調べているうちに
定義づけなんかいいや!という気持ちになるほどです。

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ちなみに
3価鉄イオンによる発色のグリーンベリルもあり、
クロムやバナジウムによる発色のエメラルドとは区別されています。

といっても
見た目ではわかりそうに無いですが・・・(;-ω-)

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ベリルの特徴ともいえる六角柱


そして!
タジキスタンってどこ?

旧ソビエト連邦から独立して
中国、アフガニスタン、キルギス、ウズベキスタンに囲まれています。

この辺の地理はめっぽう弱いです。
昔の学生時代の地図帳や地球儀とは
国境がかなり変わりましたからね。
オリンピックなど見ていると国の多さに驚きます。

パミール高原・・・は聞いた事があります。

鉱山については情報無く
「国境の高地に山地があるらしい。
産地名はロシア語式で`黄金の水`を意味する。」
(ホリミネラロジー標本解説リスト128号)
という事がヒットするのみでした。
キリル文字で入力したら何かしら出てきそうですが
挫折。



収納している箱
ベリルの箱

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購入日 25/03/12
ミネラルザワールド横浜
Cloud Mineral

☆色見本帳☆
pistachio green



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by coquelicot_bleue | 2014-04-12 22:00 | その他鉱物 アジア | Comments(0)

026




morganite
(モルガナイト)

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大きさ 1.9×2.5×1.8
化学式 Be3Al2Si6O18
Conselheiro Pena,
Doce Valley,
Minas Gerais,Brazil


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ベリルのグループは化学式がほぼ同じで
それぞれ微量の何かによって色が決まるのですが
このピンク色はマンガンに由来しています。

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宝石コレクターであった
J.P.モルガンにちなんで名付けられました。

どこかのネットで「銀行員」とあり、違和感(^^;
全くスケールがちがく、「銀行家」です。
事業家であり投資家であり銀行家であり
モルガン財閥の創始者。

1911年、マダガスカルで新たに発見された宝石が
クンツによって
モルガンにちなんだモルガナイトと命名されたのだそうです。


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まだ100年ちょい、なんですね。
J.P.モルガンの宝石コレクション・・・見てみたいです^^




収納している箱
ベリルの箱

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購入日 25/03/12
ミネラルザワールド横浜
Cloud Mineral

☆色見本帳☆
さくら色


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by coquelicot_bleue | 2014-04-10 22:37 | その他鉱物 南米 | Comments(0)

025






muscovite
(白雲母/きらら)


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大きさ 3.6×3.1×2.2
KAl2□AlSi3O10(OH)2
Itinga
Minas Gerais,Brazil

・・・□は空孔だそうです。

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広くマイカ(雲母)のグループがあります。
化学式は一般的に
I M2-31-0 T4 O10 A2
で表され
それぞれのアルファベットに様々な元素記号が入ることで
白雲母(モスコバイト) 、金雲母、鉄雲母、リチア雲母(レピドライト)
などなどに分かれます。
さらにモスコバイトのうち
双晶により6つの角を持ち
あたかも星のように見えるものがスターマイカです。

モスコバイトという名は 
かつて、ウラルからモスクワを経由して
ヨーロッパに流通したことから名付けられました。

セルロイドのような光沢から
日本では「きらら」と呼ばれます。


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雲母は「千枚はがし」とも言われます。
外国では ‘BOOK’ とも。
窓材や絶縁体として利用されたり
日本画では粉末にして光沢を持つ絵の具の材料とされたり。

役に立つ鉱物です。


ブラジル ミナスジェライス州
鉱物の産地としては
コリントやイティンガが聞かれます。
水晶・青水晶・紅水晶をはじめ
トパーズ、トルマリン、マイカなどなど
鉱物好きにはお馴染みの地名です。
ミナスジェライス州の紋章が
鉱山マークとランプをデザインしていて
めちゃカッコイイ!と思っていたら
それもそのはず
ミナスジェライスは「宝石の鉱山」という意味なんですね。

インペリアルトパーズ、欲しいです。
青水晶もとても綺麗。


前にupしたコロンビアの鉱山は
スペイン人が関わっていますが
ブラジルはポルトガル人だそうです。
大航海時代は
「どうやらこの地が球体なのはホントらしいぜ?」
黄金の国、ジパングを目指して始まったとか。
辿り着いたところが、その果ての国だと勘違いして
実際、黄金やら宝石やらあってしまったのです。
ちなみに
カリブ海に浮かびインドとはかけ離れているのに
「西インド諸島」というのは
その当時の勘違いから来ているのです。
ジパングが黄金の国、といわれたのも
実は畳を見てexciting!!!したとかなんとか・・・。




収納している箱
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購入日 04/02/12
cafeSAYA

☆色見本帳☆
薄黄



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by coquelicot_bleue | 2014-04-05 23:28 | その他鉱物 南米 | Comments(0)

024




fluorite
(蛍石)

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大きさ 2.5×2.8×2.7
CaF2
NewMexico,USA


ゾーニングがハッキリしたラフカット


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022,023,024は
他にメキシコのラズベリーピンクの蛍石と
イリノイ蛍石八面体3つとの
セット販売でした。




収納している箱

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購入日 01/01/12
きらら舎

☆色見本帳☆
skyblue×orchid×purple



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by coquelicot_bleue | 2014-04-01 22:21 | 蛍石 北米 | Comments(0)

023




fluorite
(蛍石)

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大きさ 2.2×3.2×3.1
CaF2
NewMexico,USA


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ちいさな山のような形で
結構好きです。

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季節の太陽の角度と光の強さによって
見た印象が変わるのでしょうか。

今の時期の強い光・強い角度の自然光より
この石は冬のお昼の
弱い自然光下のほうが
より透明で綺麗に見えるような気がします。

冬に青の透明感をかなり楽しんでいたのに
UPするのに改めて出したら
そうでもなかったので。

光と影が強く出ているように見え
暗めの色なので
影が強く出ると黒っぽくなって
透明感があまり表現できません。


【2015.2.1 追記】

というわけで、
冬の低め角度の自然光にて。
そう、こんな感じです^^
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収納している箱
b0318351_21270876.jpg

購入日 01/01/12
きらら舎

☆色見本帳☆
royalblue



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by coquelicot_bleue | 2014-04-01 22:02 | 蛍石 北米 | Comments(0)